東横堀川は、豊人秀吉が造った公儀の濠です。
| 位 置 | 川 の 名 称 |
| 東側（川） | 東横堀川 |
| 南側（川） | 道頓堀川 |
| 西側（川） | 木津川 |
| 北側（川） | 土佐堀川 |
東横堀川の特徴は、川の大半を阪神高速道路が覆っているため、地図上には出てこない川となります。
しかし、
・京街道始点となる「高麗橋」
・川に対する啓発活動の拠点である「β本町橋」
があります。
道頓堀川の特徴は、
・水面に近い水辺遊歩道：「とんぼりリバーウォーク」
・「食い倒れ」の中心地：ミナミ
・「お笑い」の中心地：吉本、松竹
があることです。
１．東横堀川ウォーキング
前回までは、大阪「水の回廊」の東側（川）に当たる東横堀川沿いを北端から南端まで歩きました。
よろしければ、その記事をご覧ください。
今回はその続きで、大阪「水の回廊」の南側（川）に当たる道頓堀川沿いを東端から西端：木津川との交差部までを歩きます。
前回同様に川沿いを、史跡や老舗、酒と肴を楽しみながら「水辺ウォーキング」を始めます。
２．道頓堀川ウォーキング：道頓堀川始点～深里橋
道頓堀川ウォーキングは、道頓堀川の始点（東端）からスタートします。
現在は埋め立てられ、阪神高速道路の敷地と化した西横堀川のそばに架かる深里橋を目指します。
２－１．道頓堀川始点から道頓堀川を臨む
道頓堀川と東横堀川の接合部が、スタート地点となります。
（道頓堀川始点→下大和橋→日本橋→相合橋→太左衛門橋）
２－２．道頓堀川１番橋：下大和橋（しもやまとばし）
道頓堀川の第１番目の橋は、下大和橋です。
２－３．安井道頓の石碑（やすいどうとん）
前書きにも記しましたが、
その功績が謳われた石碑が、日本橋の袂にある広場に建てられています。
２－４．道頓堀川２番橋：日本橋（にっぽんばし）
道頓堀川の第２番目の橋が、日本橋です。
道頓堀川左岸下流側から撮影
２－５．とんぼりリバーウォーク
上記写真の中で、日本橋から下流側を臨む写真がありますが、両岸に水辺遊歩道が設置されているのがわかります。
これが「とんぼりリバーウォーク」といわれる水辺遊歩道です。
道頓堀川の日本橋から浮庭橋までの両岸に設置され、観光客で賑わっています。
２－５－１．とんぼりウォーク東へ延伸
現在、「とんぼりリバーウォーク」の東端は、日本橋です。
将来はさらに東へ延伸し、東横堀川へと繋がる予定です。
いずれは、大阪「水の回廊」がぐるりと徒歩で水辺を一周できる日が来るかもしれません。
（出所：とんぼりリバーウォーク事務局）
道頓堀川の案内板が、日本橋と相合橋の左岸中間点に設置されています。
案内板の記載内容を引用します。
Δ案内板記載文１．道頓堀川
２－５－２．「日本橋川・亀島川水辺遊歩道」設置要望活動（東京都中央区）
東京都中央区を流れる日本橋川と亀島川にも、両岸にリバーウォークを設置するべく、筆者は約30年間、設置要望活動を続けています。
そのため、日本橋川・亀島川沿いの住民に対して啓蒙活動をしています。
（左から２人目が吉田副区長、筆者は左端）
隅田川テラスがほぼ完成し、日本橋周辺における首都高速道路地下化工事が始まります。
タイミングとしては、絶好の機会が訪れています。
先ずは、隅田川テラスと連続する形式にて、日本橋川・亀島川の河口部から上流へ向けて、水辺遊歩道が設置されると予測しています。
２－５－３．とんぼりリバーウォークを歩きながら
下の動画は、日本橋から相合橋まで、とんぼりリバーウォーク左岸を歩いた様子を撮影したものです。
道頓堀川左岸
（日本橋 → 相合橋）
なお、「とんぼりリバーウォーク」の賑わい創出の仕掛けについては、下記の記事をご覧ください。
２－６．道頓堀川３番橋：相合橋
道頓堀川の第３番目の橋が、相合橋です。
道頓堀川左岸上流側から撮影
道頓堀川左岸下流側から撮影
下の動画は、相合橋から太左衛門橋まで、とんぼりリバーウォーク左岸を歩いた様子を撮影しました。
道頓堀川左岸
（相合橋 → 太左衛門橋）
２－７．道頓堀川4番橋：太左衛門橋（たざえもんばし）
道頓堀川の4番目の橋が、太左衛門橋です。
道頓堀川左岸上流側から撮影
写真23．太左衛門橋から下流を臨む
２－８．法善寺横丁へ寄り道（ほうぜんじよこちょう）
太左衛門橋に着いたところで、甘いものを食べたくなりました。
ちょうど近くに法善寺横丁があることを思い出し、寄り道をしてみることにしました。
法善寺横丁は、細い路地を挟んで、小料理屋や飲み屋が並ぶ、風情のある処です。
道頓堀川に来ると、たいてい法善寺横丁に一杯やりにきます。
その近くに甘味処として、「夫婦善哉」という店があります。
お茶と善哉だけを出す店ですが、たまに通う店です。
日本酒でも出れば、最高なのですが。
「冷やし夫婦善哉」を注文
女将さんと少しだけ話をして、太左衛門橋に戻りました。
再び、道頓堀川沿いの「とんぼりリバーウォーク」を太左衛門橋から戎橋へと向かいます。
（太左衛門橋 → 深里橋）
太左衛門橋から戎橋まで歩いた様子を動画撮影しました。
道頓堀川左岸
（太左衛門橋 → 戎橋）
２－９．道頓堀川5番橋：戎橋（えびすばし）
道頓堀川の5番目の橋が、戎橋です。
道頓堀川左岸下流側から撮影
Δ写真29．戎橋の舗装面
ここで、戎橋から見た昔の写真を掲載します。
昔は、川中に噴水がありました。
建物も様変わりしました。
Δ写真33．昔の戎橋から下流を臨む
（出所：とんぼりリバーウォーク事務局）
戎橋から道頓堀橋まで歩いた様子を動画撮影しました。
道頓堀川左岸
（戎橋 → 道頓堀橋）
２－１０．道頓堀川6番橋：道頓堀橋（どうとんぼりばし）
道頓堀川の6番目の橋が、道頓堀橋です。
道頓堀川右岸下流側から撮影
道頓堀川を観光船が通る様子を動画撮影しました。
２－１１．道頓堀川7番橋：新戎橋（しんえびすばし）
道頓堀川の7番目の橋は、新戎橋です。
道頓堀川右岸上流側から撮影
２－１２．道頓堀川8番橋：大国橋（だいこくばし）
道頓堀川の8番目の橋は、大国橋です。
道頓堀川右岸下流側から撮影
２－１３．「珈琲艇」で食事
大国橋を過ぎ右岸下流側へ進みますと、深里橋の上流側右岸橋詰に道頓堀川に面して「珈琲艇」という店があります。
ここで食事をとることにしました。
２－１４．道頓堀川９番橋：深里橋（ふかりばし）
道頓堀川の9番目の橋は、深里橋です。
道頓堀川右岸上流側から撮影
Δ写真51．深里橋の舗装面
向こうの建物は「なんばHATCH」
下の左側写真ですが、道頓堀川を阪神高速道路が横断しています。
阪神高速道路は南北に通っています。
かつて「西横堀川」が、阪神高速道路の下、道頓堀川右岸側にありました。（写真52の左側）
現在は、完全に埋め立てられ、その面影はありません。
３．道頓堀川ウォーキング：上流側完了
道頓堀川の始点から深里橋までを見て歩きました。
次回の記事では、引き続き道頓堀川の下流側を深里橋から道頓堀川水門へと歩き、木津川に至ります。
よろしければ、下記の記事をご覧ください。
現地を歩かないとわからないことが多々あります。
歩くたびに新しい発見があります。
それらを読者に伝えていきたいと思います。
４．お役立ち情報案内
不動産に関するお役立ち情報を案内します。
ご活用ください。
４－１．都内3.8万円〜家具家電付き【クロスワンルーム】
家具家電付きのワンルームというカテゴリーでは、一般的には都内で10万円以降が多くなります。
クロスハウスは、家賃3.8万円〜（平均6万円台）でご用意しており、人気エリア物件も多いため、 競合他社とも差別化を図れます！
◆ポイント◆
- 敷金0円、礼金0円、仲介手数料0円！初期費用5万円のみ
- 東京なのに、家賃が38,000円〜
※別途管理費なし - 家電はＴＶ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジなど
- 家具はベッド・机・椅子・テレビ台・カーテンなどが備え付け
※家具家電の内容は物件により多少異なります。
なお、クロスハウス：ワンルームの詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。
４－２．月額990円〜！東京都内一等地のバーチャルオフィス【レゾナンス】
レゾナンスは、東京都内有数のビジネス街でもある
・港区浜松町
・港区青山
・中央区銀座
・中央区日本橋
・渋谷区神宮前
・新宿区西新宿
・横浜駅西口
に事務所を構えるバーチャルオフィスです。
レゾナンスは、
・法人登記や郵便物の毎週水曜転送がすべて込みで 月額990円〜というリーズナブルな価格
・必ずスタッフ常駐(バーチャルオフィスは無人のお店が多い)
することで クオリティーも落とさず、お客様にサービスを提供しております。
５．参考文献
※１ 「水網都市 リバーウォッチングのすすめ」
上田篤＋世界都市研究会編 学芸出版社
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